2018年のさらなる小ダイヤ改正による快速特急増便のために製造されたのが特急用車両3200系だ.

2200系と同時期に製造されたため,車体以外は全く同じだ.

車体は2200系と同じくアルミ製19メートル級車体.交直流両用電車で,ドアは1両につき片開き扉1ドア(3201型は2ドア),台車はHN201が採用された. 3200系では3号車(3701型)のドア位置を2200系の3号車(2701型)よりすこしずらし,ホームドアの開く広さを通勤型電車と同じにすることで乗降時間の短縮を狙った.ほかには先頭車のトイレ小窓があまり必要とされていないため廃止された.　その2点以外は2200系と代わっていない.　内装も2200系と同じだ.

(Mc)    (T)    (T)   (Mc)

3200-3700-3701-3201　(2017.5)

3202-3702-3703-3203　(2017.7)

3204-3704-3705-3205　(2017.9)

3206-3706-3707-3207　(2017.11)

　前面デザインは3000系量産先行車と同じだが,増結運転することはないので自動密着連結器は設けなかった.そのためスカートも3000系とは少しだけ形状が違う.

　1200系・2200系と同じく,快速特急･快速急行として活躍している.